概要
“Japan Vacation Lab"とは？
Japan Vacation Lab は、日本を訪れたい世界中のVacationersと、彼らに最高の体験を届けたい旅行代理店や地域観光事業者をつなぐ、旅程表サブスクリプション型の情報プラットフォームです。
わたしたちは、「主要都市だけではなく、本質的で、深みのある日本のバカンス」を楽しみたいという声に応え、AIでは生み出せない、Japan Vacation Labオリジナルの旅の提案を行います。
旅程表の設計は、日本の大手旅行代理店にて40年以上にわたりツアー造成・商品企画を担ってきた64歳のベテランのプランナーが担当。エンターテイメント性のみならず、移動や時間の使い方など、精緻で実用性に優れた旅の設計図を、世界中の旅行代理店やVacationersに届けています。
誰向けのサービスなのか？
海外の旅行代理店さまへ
Japan Vacation Lab は、日本の魅力をさらに深く、多面的に伝えたいと考える海外の旅行代理店さまのためのサービスです。
テッパンである東京や京都といった旅行商品に加えて、地域性やテーマ性を重視したオリジナル旅程表を取り入れることで、より幅広く、洗練された提案が可能になります。
「文化体験を重視する顧客が増えている」
「他社との差別化につながる手札が欲しい」
そんなニーズに応える、“もう一歩踏み込んだ、本質的で、深みのある”日本の旅の提案をお届けします。
日本に強い関心を持つ、海外の Vacationers へ
Japan Vacation Lab は、「もっと自分らしく、日本を旅したい」という思いを持つ海外の旅行者、特にじっくり時間をかけて旅を楽しむ人々（Vacationers）に向けて、特別なプランを届けています。
観光ガイドには載っていない路地、土地の文化と結びついた体験、四季の移ろいを感じる時間。そんな旅を求める人にこそ、私たちの旅程表は応えられます。
ただただ趣のある旅を紹介するだけでなく、日本の大手旅行代理店にて40年以上にわたりツアー造成・商品企画を担ってきた64歳のベテランのプランナーにより、みなさまにとって重要な「時間・スケジュール」を意識した、時間投資のリターン（Return on Time Investment / ROTI）を回収できるプランをご提供します。
このビジネスが生まれた背景
1. 一人の日本人旅行者の“原体験”から
このサービスを運営する日本人は、学生時代に一人でパリを訪れました。美術館を巡りつつ、美味しいものも楽しみたい。だけど学生なので予算は限られているし、一人旅だから入りやすいお店も分からない。そう悩んでいたとき、当時パリに住んでいた一人の日本人女性に出会いました。
その女性は、こちらの状況や好みに耳を傾け、ほんの数分で、複数のプランを教えてくれました。自分のためだけに考えてくれた“旅の設計図”に、胸が高鳴り、旅の期待が何倍にも膨らんだ瞬間でした。
その感動を、今度は自分が「日本に来る人々」に届けたい。そう思ったのが、Japan Vacation Lab の原点です。
2. オーバーツーリズムへの課題意識
近年、日本では観光地の混雑や環境悪化といった、オーバーツーリズムの問題が深刻化しています。人気の観光スポットに人が集中することで、地域住民にとっても観光客にとっても不快な体験につながる。それは、持続可能な観光の姿とは言えません。
Japan Vacation Lab は、旅の選択肢を分散させることによって、この問題に向き合いたいと考えています。混雑を避けながらも、旅の満足度は落とさない。むしろ、奥深い日本の魅力を知ってもらう好機に変えていきたいのです。
3. 奥深い日本の文化を、世界へ
日本という国は、江戸時代（1603～1868年）の約260年間、鎖国政策によって海外との交流を最小限にとどめてきました。その後、明治維新（1868年）を経て近代化と開国を果たし、世界と繋がる国へと変化していきました。
その独特な歴史背景が、日本各地に他に類を見ないほど多様な文化の蓄積をもたらしました。北から南まで、山間の集落から海辺の町まで、各地でまったく異なる美意識や暮らしの形が、今もなお息づいています。
Japan Vacation Lab が届けたいのは、ただの「スポット情報」ではありません。そこに何があり、どう育まれ、どんな風に今も生きているのか。そんな土地の“ストーリー”を含めた体験です。
数百年後も残るであろう文化を、いま、世界とつなぐ。それが、私たちの使命です。
提供しているもの
Japan Vacation Lab は、「1日単位」で組まれた日本の旅程表を毎月発信するサービスです。
形式はシンプル。しかし、その中身は、**旅の深みと実用性を兼ね備えた“完成度の高い設計図”**になっています。
◎ 1日旅程表 × サブスクリプション
旅程表は毎月追加され、無料でも一部を読むことができます。
有料サブスクリプションに登録すれば、すべての旅程表が見放題。
過去のプランと組み合わせることで、たとえば「京都1日旅×2日分」「東京＋鎌倉2泊3日」など、カスタム自在な旅の構築が可能になります。旅程表を集めれば集めるほど、自分だけの旅が組み立てられていく設計です。
◎ 旅のテーマは、“日本の入り口”から“文化の核心”まで
Japan Vacation Lab の旅程表は、観光の入門者から深い日本文化を求める人まで、多層的なテーマで構成されています。
たとえば…
- 「はじめての京都」という王道の旅では、歴史と美の入口である三十三間堂、知恩院、青蓮院を巡り、祇園の街を歩きながら、1日で京都の“静と動”を体感できます。
- 一方で、「ZEN（禅）を感じる日」というテーマの日では、禅寺での朝座禅体験、庭園の静寂、茶の湯文化など、日本の精神性に触れることができます。
◎ 旅程表の構成は「使える情報」と「感じる説明」
たとえば京都の1日旅程表では――
- 朝9時、ホテルからバスで出発。
- 国宝がずらりと並ぶ三十三間堂を皮切りに、長谷川等伯の障壁画で知られる智積院、徳川ゆかりの知恩院を訪れ、青蓮院の庭園で四季の移ろいを感じる。
- そして、夕暮れの祇園で石畳の情緒を歩き、京都に帰ってきたような感覚で一日を終える。
というように、移動時間・食事の提案・アクセス情報・ちょっとした豆知識まで、すべて一つの旅の流れとしてまとめられています。まさにそのまま現場で使える構成です。
◎ だから「プロダクトアウト」でおもしろい
私たちの旅程表は、マーケティング的に分析して設計するというよりも、“こういう旅、絶対いいよね”という確信から生まれたプロダクトアウト型の企画です。
でもその分、
企画者の熱量と、日本文化へのまなざし
がこもっています。
一つひとつの旅程表が、Japan Vacation Lab らしさを体現している――それが私たちの提供するものです。
結びに
Japan Vacation Lab が目指すのは、
“日本を旅する”という体験そのものの、価値の再定義です。
ただ有名な観光地を巡るのではなく、
文化の深層に触れ、土地の呼吸を感じ、
自分だけのペースで、豊かに時間を過ごす。
そんな旅のあり方を求める Vacationers と、
本当に伝えたい日本の魅力を世界へ届けたい 旅行代理店や地域事業者 をつなぐことが、私たちの役割です。
この国には、静かに息づく美しさがあります。
それは、AIでは見つけられず、ガイドブックでも十分に伝えられない。
だからこそ、Japan Vacation Lab は、人の目と想いで設計された旅のかたちをお届けしています。
日本を訪れる時間が、もっと濃く、もっと自由で、もっと幸せなものになるように。
Japan Vacation Lab は、今日もひとつ、
“ここにしかない日本の旅”をつくり続けています。
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